せっかく使うなら「正しい方法」で髪の変化を実感しよう
毎日のヘアケアに欠かせないトリートメントですが、「いまいち効果を感じられない」「ベタつきが気になる」という声も少なくありません。それはもしかすると、使い方や選び方に原因があるかもしれません。
トリートメントの本来の役割は、髪の内部に栄養を届け、外側からしっかりと保護すること。適切に使うことで、ダメージを補修し、うるおいとツヤのある美髪へと導いてくれます。ここでは、日々のヘアケアでトリートメントの効果を最大限に発揮する方法と、選び方のポイントをわかりやすく解説します。
1. トリートメントとコンディショナーの違いを知る
役割の違いを理解して使い分ける
まず多くの方が混同しがちな「トリートメント」と「コンディショナー」ですが、それぞれ役割が異なります。トリートメントは髪の内部に栄養を与えてダメージを補修するのが目的。一方、コンディショナーは髪の表面をコーティングして手触りを良くし、乾燥や摩擦から髪を守る役割を持ちます。
そのため、ダメージが気になる場合は「トリートメント→コンディショナー」の順に使うことで、内部補修と外側の保護を両立できます。特にカラーやパーマをしている方は、トリートメントの重要性が高まります。
インバスとアウトバスの使い分けもカギ
お風呂の中で使う「インバストリートメント」と、乾かす前やスタイリング前に使う「アウトバストリートメント」も、それぞれ効果が異なります。インバスは集中補修、アウトバスは保護・保湿が主な目的です。髪の状態に合わせて両方を取り入れると、より効果的なケアが可能になります。
2. トリートメントの正しい使い方
水気をしっかり切ってから使う
シャンプー後にすぐトリートメントをつけていませんか？実は、髪が濡れている状態だと成分が薄まり、浸透力が下がってしまいます。しっかりとタオルで水気を切ってから使用することで、栄養成分が髪の芯まで届きやすくなります。
毛先を中心に塗布し、なじませる
トリートメントは髪全体にベタッとつけるのではなく、ダメージが出やすい毛先を中心になじませるのが基本です。中間から毛先にかけて手ぐしやコームで均等に広げることで、ムラなく仕上がり、不要なベタつきも防げます。
時間を置くときは「温める」工夫を
浸透を高めるためには、2〜5分ほど時間を置くことが理想です。その際、蒸しタオルやシャワーキャップを使って髪を温めると、キューティクルが開いて成分が内部に入りやすくなります。ほんのひと手間で仕上がりに差が出ます。
3. 髪質に合ったトリートメントの選び方
ダメージレベルに合わせた処方を選ぶ
「髪が広がる」「パサつく」「ゴワつく」など、悩みによって適したトリートメントは異なります。軽い乾燥には保湿重視のタイプ、ブリーチや縮毛矯正後には補修力の高いタイプが効果的です。髪質やダメージの度合いに合わせて選ぶことが、美髪への近道です。
成分表示もチェックしよう
髪に優しい成分としては、加水分解ケラチンやアミノ酸、植物性オイル（アルガンオイル、ホホバオイルなど）が代表的です。逆に、シリコンや強い香料が多く含まれているものは、髪への負担や刺激になりやすいため注意が必要です。
らら-LaLa-では、オーガニック成分を配合したプロ仕様のトリートメントを使用しており、サロンでも自宅でも安心して使える製品の紹介や購入も可能です。
4. 自宅ケアとサロントリートメントの違い
即効性と持続力の差
サロンで行うトリートメントは、高濃度の栄養成分とプロの技術によって、即効性と持続力に優れています。一方、自宅用のトリートメントは毎日の積み重ねが重要で、地道に続けることで髪質改善が期待できます。
理想は、サロンで集中ケアを行い、その後の1〜2週間を自宅での丁寧なケアで支えるというサイクル。らら-LaLa-では、施術後のホームケア方法についてもアドバイスしており、お客様の髪の状態に合わせた製品の提案も行っています。
5. まとめ
トリートメントの効果をしっかり実感するためには、「使い方」「選び方」「継続」がポイントです。
* 髪の水分をしっかり切ってから使用する
* 毛先を中心にムラなくなじませる
* 成分や髪質に合った製品を選ぶ
* 自宅ケアとサロンケアのバランスをとる
毎日の習慣を少し見直すだけで、髪の質感は確実に変わっていきます。髪の悩みを根本から改善したい方は、ぜひ一度、らら-LaLa-でご相談ください。美しい髪を育てるための最適なアドバイスとケアをご提案します。
